【結論】ブログ画像は有料素材にすべき3つの理由&おすすめサイト3選

 

お金をかけたくないブロガー

ブログ始めたんだけど、写真やイラストが全部「フリー素材」なんだよね。

有料の素材に興味あるんだけど、無料でもキレイな素材多いし、有料素材を使うメリットってそんなにある?

某広告代理店でWebデザイナーをしているHiraQです。

私は「ブログ画像は有料素材を使うべき」だと考えます。

理由は主に3つです。

 

ブログ画像は有料素材にすべき「3つの理由

 

① :既視感の排除

② :印象に残りやすくなる

③ :素材探しの時間と労力のカット

 

①:既視感の排除

 

 

フリー画像はたくさん出回っているぶん、「よくある記事」「前にどっかで見たかも」と認識され、素通りや離脱をされやすくなります。

有料素材を使うことで「他とは違うかも」「見たことない記事だ」「このブログ、おしゃれだな」といった印象につなげることができます。

既視感を排除するだけでも、あなたのブログはよくある大半のサイトより一歩以上リードできるのです。

 

②:印象に残りやすくなる

 

 

どうすれば読み手の印象に残りやすいサイトになるのか?

手っ取り早い施策のひとつが、画像素材のクオリティを引き上げることです。

サイトの品質を向上させるには、仕様に合わせた素材を選び、サイトのイメージに一貫性をもたせるトーン・マナーの統一性が求められます。

「一貫性の原理」といって、人は行動や態度、発言、信念などが一貫してる人や物ごとを高く評価、信頼する傾向があります。

使用する画像素材やデザイン面のクオリティにこだわればこだわるほど、他サイトとの差別化にもなり、印象に残りやすくなります。結果、読まれる確率も高まると考えられるのです。

 

趣味ブログの範囲なら無料素材でもまかなえますが、収益記事やPR記事などで扱う商材や掲載媒体によっては、高品質の素材を使うべき必要性は出てくるでしょう。

 

:素材探しの時間と労力のカット

 

 

イメージ通りの素材がなかなか見つからないと、イライラ、グッタリしますよね。

「素材サイトをはしごしてたら、あっという間に1〜2時間経っていた」なんてことがよくあるなら完全に非効率です。

あとフリー素材の場合、サイトごとに細かい規約があることが多いですよね。

 

・この写真、商用利用していいのかな

・加工して使ってもいいの

・クレジットの表記ってないとダメ?

・英語表記でよくわかんない……

 

こうした「?」や迷いは、時間のロスでしかありません。

有料素材サイトのアドバンテージのひとつが「掲載点数」の多さです。候補が多ければ多いほどイメージに近い素材を見つけやすくなるので、探す労力と時間を大幅にカットできます。

また、有料素材サイトの大半はロイヤリティフリー形式。商用利用に問題がなくノンクレジットで使える。日本語にも対応しているものがほとんどです。

迷いなく安心して使えるのも有料素材のメリットですね。

 

某広告代理店のWebデザイナーおすすめ! 有料素材サイト3選

 

 

ここからは、某広告代理店のWebデザイナーの私が実践で得た知見から、おすすめの有料素材サイトを3つ紹介します。

各サイトの特徴や使い勝手、おすすめのプラン・料金も深掘りしてるので、参考にどうぞです。

※プランの名称や金額、内容、条件などが変更されている場合があります。各公式サイトにてかならず確認してくださいね。

 

①:Pixta(ピクスタ)  

 

画像出典:Pixta公式サイト

特徴

海外のストックフォトサービスは高品質ですが、日本人向けの素材が少ないのがデメリットです。

国産のサービスであるPixtaには、日本人モデルの写真素材が豊富に揃っています。

写真はもちろん、イラストに動画や音楽、効果音まで汎用性の高い素材が豊富。イメージに近い素材は大抵見つかると思います。

使い勝手

直感的にわかりやすいUIで使いやすいです。

基本的にロイヤリティフリー形式で、一度ダウンロードした素材は何度でも使用できます。

素材の位置(縦・横)や人物の有無、年代、画像サイズ、写真の色味、クリエイター別など検索機能が細かいので、探す手間を大幅にカットできます。

おすすめのプラン・料金

お試しで使ってみたいだけなら単品購入でいいですが、ひと月3点まで購入できる「ライトプラン」が1,980円/月(※年間契約の場合)とリーズナブルなのでおすすめです。

月に10点以上使う場合、「定額制プラン」(6,380円〜/月)の方がコスパは良いですね。

ただし、定額制プランでは買えない素材が結構あります。欲しい画像が定額制で使えるか確かめてからの検討でもいいかもです。

>> Pixtaで画像を探してみる

 

②:shutterstock(シャッターストック)

 

特徴

写真やイラスト、音楽、動画、ベクターなど3億2千万点以上(2020年6月時点)のロイヤリティーフリーの素材が登録されています。

センスの良い素材にこだわりたい人にオススメです。

使い勝手

画像のタイプ(写真やイラスト、ベクター)や色味、人種、年齢、性別など細かい検索条件で絞り込めるので、お目当ての素材を見つけやすい。

素材はキーワード検索だけでなく、イメージに近い画像をドラッグ&ドロップ(Google検索の要領)で探すこともできます。

エディター機能も優秀です。サイト内でサイズ変更からトリミング、配置、レイヤー変更、透明度の調整、テキストの追加、フォントの変更まで簡単です。

あえて欠点を挙げるなら、日本人モデルの画像素材と日本語フォントが少ないことですかね。

おすすめのプラン・料金

一番安いのは、ひと月10枚まで購入できる「定額制プラン」と、継続契約なしで5枚まで購入できる「オンデマンドパック」。どちらも6,000円です。

画像10枚/月を利用できる「無料トライアル」があるので、まずはこちらで様子見を。

>> shutturstockの無料トライアルを試す

 

③:Snapmart(スナップマート)

 

画像出典:Snapmart公式サイト

特徴

一般的なストックフォトサービスと違い、アマチュア撮影者がスマホアプリで出品した画像素材を購入する仕組みです。

良い意味で洗練されていないナチュラルさが特長で、「インスタ映え」な画像が多いですね。

使い勝手

上記2サイトに比べると、掲載点数が少なくジャンルにも偏りはありますが、「よそと被りにくい」のが強みです。

ロイヤリティフリーなので、一度ダウンロードすれば何度でも利用できます。

ただし、人の顔などが写っている素材などはモデルリリース(肖像権の使用許諾)が付いてないものがあります。

出品者の同意が必要になるので、PR広告やビジネス目的で使う場合は確認したうえで購入しましょう。

おすすめのプラン・料金

短期間のお試しなら、定額制の「ライト」がおすすめです。1,008円/月(年間契約の場合)で、ひと月5枚まで購入できます。

月々の購入枚数が余っても90日間繰り越せるので、月末に急って買わなくても大丈夫ですよ。

またイメージに合った素材がない場合、コンテストを開催して素材を募集することもできます。プロに依頼するよりも低コストでオンリーワンな素材を独占できます。

>> インスタ映えする写真素材なら!スナップマート

 

画像素材の優劣は【有料 > 無料】ではない

 

 

ここまで有料素材を使うメリットについて話してきましたが、画像素材の優劣は【有料 > 無料】だと言いたいわけではありません。

というのもサイトごとに「コンセプト・強み」は違うので、扱うジャンルやテーマ、掲載媒体のテイストなどに合わせて、幅広く柔軟に素材サイトを使い分けるのがいいのです。

たとえば私の場合、以下のように使い分けていますよ。

 

・日本人のリアリティのある画像を使いたいな〜って時は「Pixta」(有料)

・高品質なエモ画像が欲しいな〜って時は「shutterstock」(有料)と「O-DAN」(無料)

・ほのぼの系のイラスト入れたいな〜って時は「いらすとや」(無料)と「Pixta」(有料)

・エッジの効いたオモシロ系が欲しいな〜って時は「ぱくたそ」(無料)と「gratisography」(無料)

・おしゃれな美容系、ガーリー素材が欲しいな〜って時は「GIRLY DROP」(無料)と「shutterstock」(有料)

・素人感があってインスタ映えする写真が欲しいな〜って時は「Snapmart」(有料)

 

限定せず柔軟に使い分ければ、使い勝手のいい画像のストックもどんどん貯まっていき、素材難民になることもありません。

 

「1〜2ヶ月の短期実験」と割り切って効果検証することも大切

 

 

有料素材を使ったことがない場合、やはり不安なのは費用対効果でしょう。

しかし、実際に試してみないことには何も得られないので、「1〜2ヶ月だけの短期実験」としてテストしてみることも大切です。

たとえば、メイン画像の差し替え(A/Bテスト)で、冒頭の離脱率やコンバージョンに差があるかかを検証してみる。これだけでも新たな気づきが得られるはずです。

 

結局のところ、「有料素材にメリットがあるか」は検証結果しだいですし、個人の価値観にもよります。

ただ一番モッタイナイのは、有料素材を試すことなく「無料で十分」と決めつけて、改善の可能性を自らゼロにしてしまうことです。

使ってみて「微妙だな」と思ったらやめればいいだけなので、まずは効果検証という経験を積みましょう。

 

【おさらい】ブログ画像におすすめの有料素材サイト3選

①:Pixtaピクスタ)

 

国産のストックフォトサービスで、日本人モデルの画像素材が豊富です。直感的な操作で見やすいUIが使いやすい。イメージ通りの画像をピンポイントで見つけられるので、時短&ノンストレス。

>> Pixtaで画像を探してみる

 

②:shutterstock(シャッターストック)

 

 

ニューヨーク発のストックフォトサービス。3億2千万点以上(2020年6月時点)の高品質なクリエイティブ素材が登録されてます。ハイセンスな素材ばかりなので、誰が見てもオシャレなサイトにしてくれます。

>> shutturstockの無料トライアルを試す

 

③:Snapmart(スナップマート)

 

 

アマチュア撮影ならではのナチュラルな素材が多く、良い意味での「素人感」や「インスタ映え」する他と被らない素材が見つかります。体験談型の記事などと相性が良さそうです。

>> インスタ映えする写真素材なら!スナップマート

 

 

サイト全体の質を底上げするのに手っ取り早いのは、サイト・記事内で使う画像素材のクオリティを引き上げることです。

有料の画像素材サイトは品質はもとより、掲載点数の多さ、探しやすさ、安全性などにおいて無料サイトを圧倒します。

素材探しがラクになると時短ができます。そのぶん記事のブラッシュアップや他タスクに時間・労力を充てることができたりと、あなたが考えている以上の副産物があるのです。

ブログのアクセス数や収益性を「本気で改善したい」なら、有料素材を検証する価値は間違いなくありますよ。

  

ご精読ありがとうございました。

有料素材を試してみたいけど、費用対効果が不安で迷っているあなたの参考になればうれしいです。

  

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ABOUT US
HiraQ編集者/WEBライター/WEBデザイナー
都内の某広告代理店勤務。Web広告のライティング、編集、デザイン業務に従事。当サイト(Writehack.-ライトハックドット-)では主に、Webライターやブロガー、Webデザイナーに役立つ記事をゆるく発信。山梨出身。いて座のO型。犬より猫派。ラーメンは塩派。サッカーはプレミアリーグ派。