テレワークで買ってよかった! 在宅勤務の必須ツール「9種の神器」

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自宅は本来くつろぐ場所なので、仕事をするのに特化したオフィスに比べて作業環境は貧弱になりがちです。

経済産業省が実施した「会社(職場)勤務と在宅勤務で生産性に差は生じるか?」という調査によると、企業の92.3%、労働者の82.0%が「在宅勤務のほうが生産性が低い」と回答しています。

【参考】経済産業省「コロナ禍の経済する基礎データ(2021年2月)」より

 

しかし、自宅が本格的に作業拠点になっていく以上、“快適な職場” へとシフトしていく必要がありますよね。

そこで本記事では、コロナ禍でのテレワーク勤務期間を経ての知見も踏まえて、「買ってよかった!」と個人的に大満足しているツール「9種の神器」を勝手に認定し、紹介してます。

快適な空間で──効率よく──ストレスなく作業したい──を突き詰めた結果、 自宅でもオフィスで作業するのと遜色ない作業環境を手に入れました。

在宅勤務でも高い生産性をキープしたいあなたの参考になればうれしいです。

 

 

テレワークで買ってよかった! 在宅勤務の必須ツール「9種の神器」

画像
(Amazonリンク)
ツール商品名
(ページ内ジャンプ)
価格(※)
外部ディスプレイDell S2721QS40,800円
モニターアームエルゴトロン
45-241-224
17,690円
外付けキーボードApple Magic Keyboard22,838円
ワークチェアハーマンミラー アーロンチェア
リマスタード ライト
142,222円
スタンディングデスクバウヒュッテ
BHD-700
17,500円
デスクライト山田照明 Z-LIGHT
LED Z-80NW
19,468円
Webカメラロジクール
C980
19,900円
ヘッドセットJabra
Evolves 65 Mono
20,400円
ケーブルボックスBlueLounge
CableBox
5,800円
(※)価格は2023年6月4日調査時点でのAmazon価格です。現在価格はリンク先でご確認を。

 

効率性を高める】在宅勤務の必須ツール3つ

 

① 外部ディスプレイ: Dell S2721QS

 

 

自宅で腰をすえて作業する場合、ノートパソコンだとなにかと不便さをともないます。

まずデスクトップに比べて作業領域・表示領域が狭いので、文字や画像の大きさを都度調整したり、アプリやウインドウを頻繁に切り替えたりするのが手間です。

出先やスペースの限られた場所ならともかく、在宅勤務でノート作業は非効率なので外部ディスプレイにつなげましょう。大画面・高解像度のデュアルディスプレイ環境を構築すれば、生産性も格段にアップします。

わたしは信頼と実績のDELL製品、Dell S2721QS (4K27inch)を使ってます。

 

作業領域が広くなることで視認性と可読性が向上し、複数のアプリを開きながらブラウザで調べ物をしたり、文書を作成したりと複数のタスクを効率よく行えます。

表示領域が広いと取得できる情報量も増えるのでスクロール回数が激減しますし、テキストの多いページのチェック作業もしやすくなりました。

本機は「IPSパネル」を採用しており、見る角度によって輝度や色が変化するといったことが少ないので写真のディテールが確認しやすい。正確な色表示が求められるデザイン作業との相性がいいんですよね。

画素密度も「163ppi」となかなかのもの。接近してもドットがほぼ見えないですし、PDFや電子書籍などの小さな文字もクリアに表示されますよ。

 

 

「Dell S2721QS (4K27inch)」に突出した性能こそないものの、これといったデメリットもありません。なにより同等スペックの4Kモニターと比べてリーズナブルです。

ノート派の人に27インチは最初は扱いづらいと思いますが、大画面の使い勝手の良さに慣れると、ノートでは物足りなくなりますよ。

 

 

② モニターアーム:エルゴトロン LX デスクマウント 45-241-224

 

 

✔ デスクが狭くてモニターを置くスペースがない

✔ デスクを広々と使いたい

ならモニターアームが便利です。

アームを側面に取り付けてデスクの幅を飛び越えて設置できるので、自分好みのマルチモニター環境を構築できます。

 

▼イメージはこんな感じ

 

わたしは、「エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム 45-241-224」を使ってます。

34インチまでのモニターに対応しており、荷重範囲は3.2~11.3kg。前後伸縮は64cm。昇降は33cmまで行えます。

ベース付近の関節とアーム中心部の関節を360°回転でき、作業内容に合わせて画面の方向を変えたりとレイアウト自在。「人間の腕かよ!」ってくらいにアームの動きが滑らかです。

固定したい位置でピタッと止まるので、モニターが段々と下がってきて視点がズレることもありません。

品質保証期間は10年とタフ。使い始めて2年経ちましたが、「あと8年余裕だな」と感じます。

カラーラインナップは「アルミ色」「ホワイト」「マットブラック」の3色と豊富なので、お使いのデスクやパソコンとも合わせやすいはず。

 

 

モニターアーム分野において、エルゴトロンは実績・品質ともに他メーカーより頭一つ抜けている印象です。

デメリットは価格的にやや割高なところですが、高価な液晶モニターの “支え手” をケチって落下損傷しようものなら本末転倒もいいとこ。

「安物買いの銭失い」にならないためにも、モニターアームはちょっといいやつにしておきましょう。

 

 

③ 外付けキーボード:Apple Magic Keyboard

 

 

自宅でノートパソコンで作業する場合は外付けキーボードもつないで、デスクトップ環境により近づけたほうが入力性も上がり、作業効率もアップします。

わたしのメインPCは「MacBook Air」なので、外付けキーボードは純正の「Apple Magic Keyboard」を選びました。

純正を使うメリットとして大きいのは、入力のしやすさとデバイスの連携性、そして安全性です。

サードパーティーのMac向けキーボードは、macOSとの互換性に不満を感じる恐れがあり、安価なものほどその傾向がみられます。

Macに最適化された設計に、Macに調和するスマートなデザイン性を含めても、Macならやはり純正が最適解かなと。

 

使用する型との互換性もあるので、かならずしも最新機種である必要はないですが、わたしは Touch ID搭載 Apple Magic Keyboard(テンキー付き)を使っています。

シザー構造は個人的にとても打ちやすいので、安定したタイピングができます。なによりTouch IDの利便性に慣れてしまうともう外せない。

 

作業的に数字入力などの操作があまり発生しない場合、テンキーは必須ではないです。

でもせっかくキーボードを外付けして使うなら、ノートにない機能を備えているものを選んで差別化させたほうが、メリットをより感じられるでしょう。

実際、わたしはテンキーを使うようになってから「こんなに便利だったんだ!」と実感しました。

テンキーレスより価格が割高で、デスクスペースをとるのがデメリットですが、入力系タスクの割合が多い人ほど、テンキー付きキーボードで得られる恩恵は大きいはずです。

 

 

打鍵感、デザイン、連携性。純正キーボードはすべてにおいて合格点以上です。

所有欲も満たしてモチベーションを上げていきましょう!

 

 

身体の負担を軽減する】在宅勤務の必須ツール3つ

 

④ ワークチェア: HermanMiller(ハーマンミラー) アーロンチェア アーロン リマスタード ライト

 

 

オフィスで使うワークチェアとは違い、家庭用のイスの多くは長時間のデスクワークを想定した造りになっていません。

イスの快適さは健康面・作業面に直結します。自宅を本格的に作業拠点にしていく以上は、イスへの投資を惜しんではダメです。

わたしはハーマンミラーのアーロンチェア「アーロン リマスタード ライト」を使っています。

 

 

ハーマンミラーはLINE社やはてな社、米Facebook社での採用実績もあり、「アーロンチェア リマスタード」はアーロンチェアの進化版的なモデルです。

リマスタード ライト」は「リマスタード」の廉価版にあたる位置付けで、前傾機能など一部の機能がつきませんが、そのぶんリーズナブルです。

リマスタードと座り比べたところ、自分的には過不足を感じなかったので予算重視で ライト にしました。

10万円台前半とハーマンミラーのなかでは比較的安価なほうですが、快適に作業するための機能・工夫がいくつも施されており、長時間の座位でも疲れにくいです。

「多くの機能はいらない。快適なイスが欲しい」という人なら、ライトでも充分に満足できると思います。

また、耐用年数が長いのもアーロンチェアの魅力です。仮に10万円クラスを10年使用した場合、月額約833円。サブスク感覚でいえばSpotifyのひと月分より安いです。

「ストレスフリーな10年分の未来を買った」と考えれば、そこまで高い買い物ではないと思いますよ。

 

 

生産性と健康の維持が「イスを変えるだけ」で担保できるなら、しめたものですよね。

 

 

⑤ スタンディングデスク:Bauhutte(バウヒュッテ) BHD−700

 

 

テレワークや外出自粛の影響から、家で過ごす時間が増え、座っている時間が長くなっていませんか。

シドニー大学の調査(2011年)によると、日本は「総座位時間」が世界でもっとも長い国・地域のひとつで、420分/日。1日の約3分の1は座っている計算です。

【参照元】ニッセイ基礎研究所「意識したい『座り過ぎ』の問題ー健康リスクを下げて、生産性を上げる」より

 

「座りすぎ」がもたらす健康リスクは周知のとおり。連続した座位時間を減らすには、スタンディングデスクを利用して「立ち仕事」の時間を長くするのが有効です。

わたしはここ3年、「Bauhutte(バウヒュッテ)スタンディングデスク BHD-700」を使っています。

「座り」と「立ち」の作業姿勢を交互にとることにより身体のバランスが整い、長時間作業しても疲れにくく、集中力も持続するようになりました。

 

 

床から75.5〜117.5cmの高さの無段階昇降が可能。自分の身長に合わせて、簡単に位置調整ができます。

天板サイズ(幅)は「70cm」「100cm」「120cm」の3つ。私はサブデスクとして使いたかったので、コンパクトな70cm幅を選びました。

ノートパソコンやタブレット、資料を広げられるのに十分なスペースや、ノートパソコン+モニターの2画面レイアウトを考えているなら、100cm幅〜がいいと思います。

また、一般的な事務デスクと同じ高さ(70cm)まで下げて、座り姿勢にも対応したデスクとしても普通に使えますよ。

 

 

いいなと思ったのが、天板が2つあるところですね。天板が1つしかないタイプの場合、上段にディスプレイ、下段にキーボードといった使い方ができないので手狭になるので

常に使わないモノは下段に隠して、引き出し感覚で使えるのが良き。

 

 

ちなみにスタンディングでの作業に慣れていない人だと、ほぼ100パーで翌日のふくらはぎと太ももの張り、足の裏の痛みに苦しみます。

スタンディングデスクワークを快適に行うためにも必須なのがフロアマット。わたしは「ComfiLife (コンフィライフ) 疲労対策 フロアマット」を使ってます。

 

 

⑥ デスクライト: 山田照明 Z-LIGHT LED Z-80NW

 

 

記事の冒頭で「自宅はオフィスに比べて作業環境が貧弱になりがち」と言いましたが、なかでも顕著なのが照明です。

会社の照明は、作業内容に応じて定められた「明るさの基準」が労働安全性規則によってされています。

一方、自宅は「居住スペースとしての快適さ」を配慮したケースが大半。ワークスペースを前提とした照明環境ではありません。

そのため、「テレワークになってから目が疲れやすくなった」とか「生産性が下がった」といった声が挙がるのも無理もない話といえます。

 

でも逆にいうと、自宅の照明環境が整うとテレワークの生産性も上がります。

わたしはテレワークに移行した当初、生産性がダダ下がりしましたが、デスクライトを「山田照明 Z-LIGHT LED Z-80NW 」 に替えたことで、かなり改善されました。

 

 

自然光に近い光を再現することで、日中の日差しのようにやさしい照明下。目の負荷も軽減されて作業しやすくなりました。

横長なフォルムなので、机全体を均一に照らし、手元までしっかり明るい。スイッチの長押しで無段階調光が行え、自分好みの明るさへの調整もスムーズです。

アームの可動域が広いので平行移動がしやすく、止めたいところでピタッと止められからノンストレス。

どんなパソコン・デスクにも調和するデザインなので、Macとの相性も抜群。「このライト、Apple純正じゃないよね?」ってくらいフィットしてます。

 

 

作業効率を高めるだけではなく、眼精疲労対策としても有効。デスクライトへの投資をケチってはいけません。

 

 

【印象を良くする・モチベーションを上げる】在宅勤務の必須ツール3つ

 

⑦ Webカメラ:Logicool(ロジクール) C980OW ストリーミング ウェブカム

 

 

Webカメラとは、パソコン内蔵カメラの性能が低くて映りが悪かったり、高画質な映像が撮れなかったりするときに外付けして使うタイプのカメラです。

オンライン上で会議や商談、面接が行われるのが “普通” になった今、年齢、職種、性別を問わず「Zoom映え」が重要視されるようになりました。

Zoom映えは相手の警戒心をほぐす効果があり、印象が良くなることで信頼感の獲得やビジネスチャンスへと繋がる+αも期待できるでしょう。

  

 

予算に余裕があるならハイエンドモデルを買ってもいいですが、会社のWeb会議や親しい間柄での範囲でしか使う機会がない場合、オーバースペックになりかねません。

多くの人はそこまで強いこだわりもないと思いますし、そこそこ高スペックで──比較的リーズナブルで──Zoom映えするヤツなら十分ですよね。

わたしが使ってるのは「ロジクール Webカメラ C980 ストリーミング ウェブカム」ですが、性能・お値段・ブランド的にもちょうどいいんじゃないかと。

 

このお値段でフルHD1080p、60fpsなら十分すぎるスペックです。

明るく自然なカメラ映りで、「なんか自分の顔だけ補正かかってない?」 と思うくらい。

なめらかで高画質な動画も撮れるので、資料用の動画を撮るときなんかにも活躍してくれます。

 

カラーラインナップは、OW(オフホワイト)GR(グラファイト)の2色。シンプルでクールなデザインは高級感も漂います。

サイズ・重さは標準よりやや大きめですが、使っていて邪魔になることはないですね。

あと手動でモニターマウントを(150度くらいまで)首振りできます。一時的にカメラの向きを変えたいときや資料を映したいときに便利ですよ。

 

 

人は会話を通して得られる言語情報以上に、相手の表情やしぐさ、身だしなみなどを観察して得る非言語情報をもとにコミュニケーションをはかります。

高画質で安定したカメラ映りは、あなたの印象をポジティブなものにしてくれます。Zoom映えすでプラスに作用することはあっても、マイナスになることはまずありませんよ。

 

業務的にWeb会議や商談などの機会が少ない方だと、「たまに使うくらいだから安物でいいや」と思うかもしれません。

でも直接対面する時には見栄えをあれこれと気にするくせに、Web上では気を配らないというのもおかしな話ですよ。

 

 

Zoom映えを今よりもワンランクを上げたいなら、LEDリングライトとの併用がおすすめです。

わたしは2,000円台とリーズナブルな「Evershop リングライト(女優ライト)」を使ってるんですが、十分なスペックを備えており、自然で明るい、健康的な肌に見せてくれます。

スペースもそこまでとりませんし、ライトがあるとないとでどれくらい差があるかを検証してみてはどうでしょうか。

 

 

 

⑧ ヘッドセット:Jabra(ジャブラ) Evolve 65 Mono

 

 

オンライン会議中、自分の声が相手に明瞭に聞こえているかって気になりますよね。

通話中でいちばんストレスに感じるのって、「相手の声が聞き取りづらい」ときだと思います。

円滑なコミュニケーションをはかるためにも、相手が聞き取りやすい「クリアな声」を準備しておきたいものです。

 

わたしは自宅でWeb会議に参加する際、「片耳タイプ」のヘッドセットを使うことが多いです。

ヘッドセットとは、ヘッドホン(相手の声を聞く装置)とマイク(自分の声を届ける装置)の一体型デバイスのこと。

ちなみに使っているのは、コールセンターの業務用ヘッドセットで高いシェア率を誇るJabra社の「Jabra Evolve 65 Mono」です。

 

マイクの感度も影響しますが、口からマイクまでの距離が遠いほど、受信者側は聞き取りづらくなる傾向があります。

口元とマイクの距離が近いヘッドセットは、マイク近くの音、つまり自分の声だけを集音しようとする仕組みがあるので、自分の周囲の雑音を拾いにくく、相手に聞き取りやすい声を届ける性能に長けています。

また、電話で話すように片方の耳だけ塞ぐので、自分の声も自然に聴こえて話しやすいんですよね。

  

わたしの場合、急に呼びかけられたり来客対応が発生したりすることも多いため、周囲の様子の変化に気づきやすい片耳タイプは使い勝手がいいです。

自宅には小さな子供や犬猫もいるので、外部音を遮断しすぎるのが怖いのもありますし、片耳が空くことで聞こえてくる安心感から作業にも身が入るのもあります。

なお、Jabra Evolve 65 Mono はマイクを反対側に回して、左右どちらの耳でも使うことができます。

左右交互に使えば利き耳を休ませることもできるので、1日中つけっぱなしでも快適ですよ。

 

 

わたしはその日のタスクやシーンに応じて、「片耳タイプ」のヘッドセットやネックバンド型の「ソニー WI-1000XM2」、完全ワイヤレス型イヤホン「Bose QuietComfort Earbuds 」を使い分けてます。

複数台持っておくと状況に合わせた使い方ができるので、より快適な通話環境が整いますよ。

 

 

 

⑨ ケーブルボックス:BlueLounge(ブルーラウンジ) CableBox

 

 

在宅勤務になってから使うデジタル製品が増え、配線周りがごちゃついていませんか。

配線まわりの乱れは見た目にわずらわしいだけでなく、衛生面でも不衛生。さらにトラッキング火災(溜まったほこりが湿気を帯びて通電し、電気によって発火する)の原因にもなり得ます。

見た目すっきりなデスクにしたいなら、ケーブルボックスがおすすめです。

わたしは、Bluelounge(ブルーラウンジ) CableBox を使っています。

 

本体サイズは、405mm(幅)x 135mm(高さ)x 156mm(奥行き)。各種ケーブルからACアダプタ、電源タップまでまるっと入ります。

無理のない配線の流れをつくることで熱のこもりを防ぎ、安全性を向上。スマートなケーブルマネジメントを叶えてくれます。

ケーブル類がそこまで多くない場合、ひと回り小さい「CableBox Mini Station」のほうがスペースをとらないぶん使い勝手がいいかもです。

 

 

機能面だけでいえば類似品と大差ないですが、BlueLounge(ブルーラウンジ)はデザインとカラーが豊富なので、インテリアにもこだわりたい方におすすめです。

 

 

【おまけ】テレワークの生産性を高める「3つの習慣」

   

①:重要タスクは午前中にやる

 

 

午前中のスッキリ頭でやればサクッと終わるようなタスクでも、ランチ後に取り掛かると全然進まないなんてのは「あるある」ですよね。

脳のパフォーマンスは時間が経つほどに低下していきますが、脳が一日のなかで最も活発に働くのは午前中です。特に起きてからの2時間は集中力が高まる時間です。

そのため集中力を要するようなタスクは、脳が活発に働く午前中のうちにやったほうが効率的に進められるでしょう。

逆に、流してもできるタスク(ルーティーンワーク)は、ランチ後や夕方以降など自分的に集中力が切れやすい時間帯にあてるのがおすすめです。

 

②:短時間でも毎日歩く

 

 

「在宅勤務に移行してから歩数が下がった」という声をよく聞きますが、歩数が減ることによる健康面、精神面への悪影響は少なくありません。

「継続的に歩く」ことはモチベーションを維持するうえでも効果的なので、毎日短時間でもいいので歩く習慣をつけるといいですよ。

注意点してほしいのは、ながらスマホでダラダラ歩かないこと。歩行中に仕事のメールを見たり返したりしないことです。

休憩中もスマホをいじると、脳が仕事でパソコンを使用しているときと変わらない使い方をしてしまうので、うまく休息モードに切り替えられません。

 

わたしはウォーキングをする際、基本的に音楽やラジオなどのBGMは聞かずに、歩くことだけに集中するようにしています。

歌詞や会話など言語情報が頭に入ってくると、無意識に歌詞を追ったり意味や状況を考えたりしてしまうので、結果として脳を疲弊させる要因になるからです。

あと「歩行禅」とよばれるメンタルフルネスも取り入れてるんですが、ダラダラと歩くよりも疲労の抜け具合、頭のスッキリ感が全然違うのでおすすめですよ。

やり方や効果については、下記で紹介してます。

 

 

③:雑談をふやす

 

 

テレワークの懸念として、コミュニケーション不足による個人のモチベーション低下とチームの連携性低下があります。

効果的かつすぐに取れる対策は、「チャットツールを使って雑談を増やす」です。

わたしの経験則からいっても、雑談する機会が多いチームは仕事の話をする時間も自然と長くなり、業務上の意思決定の結果に対するチームの納得度も深まりやすいです。そのため、結束力の向上にもつながりやすいかと。 

事実、テレワークを行なっている人のうち73.0%が、「職場メンバーとの“雑談”が、自身の業務の生産性を高めることにつながっている(※) と答えた調査結果もあるほどです。

(※)【参考】PR TIMES 一般社団法人日本能率協会(JMA)による2021年「ビジネスパーソン1000人調査」【雑談機会と効果】

 

雑談時におけるトークテーマは、仕事から脱線しすぎない程度にプライベートなものを混ぜるのがおすすめです。

趣味や愛犬、テレワークあるあるなどの話を振れば、メンバーの隠れた一面を発見できたりして意外と盛り上がります。

「情報伝染」といって、誰か一人が楽しく前向きな気持ちでいると、その感情が周囲にも伝染していきます。

仕事の合間に何気ないおしゃべりがあるだけで、個人・チームの士気が高まり、組織全体の生産性を底上げすることにもつながっていくのです。

   

ご精読ありがとうございました!

全国各地で記録的な猛暑日が続くなか、感染者数が増加傾向にあります。

テレワークの装備レベル(作業環境)を上げつつ、感染対策も継続して乗り越えていきましょう。

気になったツールは、もう一度チェックしてみてくださいね。

 

【一覧】在宅勤務の必須ツール「9種の神器」

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価格(※)
外部ディスプレイDell S2721QS40,800円
モニターアームエルゴトロン
45-241-224
17,690円
外付けキーボードApple Magic Keyboard22,838円
ワークチェアハーマンミラー アーロンチェア
リマスタード ライト
142,222円
スタンディングデスクバウヒュッテ
BHD-700
17,500円
デスクライト山田照明 Z-LIGHT
LED Z-80NW
19,468円
Webカメラロジクール
C980
19,900円
ヘッドセットJabra
Evolves 65 Mono
20,400円
ケーブルボックスBlueLounge
CableBox
5,800円
(※)価格は2023年6月4日調査時点でのAmazon価格です。現在価格はリンク先でご確認を。

 

 

   

ABOUT US
HiraQ編集者/WEBライター/WEBデザイナー
都内の某広告代理店勤務。Web広告のライティング、編集、デザイン業務に従事。当サイト(Writehack.-ライトハックドット-)では主に、Webライターやブロガー、Webデザイナーに役立つ記事をゆるく発信。山梨出身。いて座のO型。犬より猫派。ラーメンは塩派。サッカーはプレミアリーグが好き。